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新しいタイプの地図ゲーム「妖怪ウォッチワールド」

今年6月27日に行われたガンホーとレベルファイブの新作発表会で発表された地図を使ったスマホ版ゲーム「妖怪ウォッチワールド」。日本の限定公開なだけに Pokémon GO の時のような世界中が熱狂しているという感じはありませんでしたが、発表から3日で50万ダウンロードを達成するなど、ファンの関心を集めています。この妖怪ウォッチワールドは Pokémon GO や Ingress と同じように地図を使ったゲーム。ただ Pokémon GO と同じように妖怪を友達にして集めて(捕まえて)いくことから、Pokémon GO のパクリのような意見もあるようです。

しかしながら、妖怪ウォッチワールドは Pokémon GO や Ingress の生みの親である Niantic が掲げる Adventures on Foot(歩いて冒険しよう)というテーマとは異なるコンセプトで設計されています。Pokémon GO や Ingress は実際に歩いて移動しながらプレイするのに対し、妖怪ウォッチワールドは他のユーザーに妖怪をヒョーイ(憑依)させ、日本中を旅するゲームなのです。つまり、自分が移動する以外に他のユーザーが移動した距離もポイントとなり、移動距離がポイントとなるため歩くより車や電車、飛行機で移動した方が加点が大きい。そのため、外に出て歩くのではなく乗り物に乗って移動する、または移動させる方が優位なゲームなのです。

RealWorldGames

この妖怪ウォッチワールドには GDC(Game Developers Conference)で発表のあったリアルワールドをゲームに組み込めるという Google Maps の新しい技術が含まれていて、実際の地図がゲームの舞台となっています。実際の地図を使うということで一部からはプライバシーを危惧する声も出ているようですが、ゲーム越しに見ている自分の位置は正確な位置を刻んでいるものの、他のユーザーの位置は同じ市区町村の適当な位置にランダムに配置されるようで、正確な位置がバレないような配慮がされています。加えて、設定画面には詳細情報を隠すプライベートモードやプレイヤー名をごまかすカモフラージュモードといった機能も用意されていて、プライバシーの保護には最大限の考慮がされていることがうかがえます。

さて、そんなこんなで私も妖怪ウォッチワールドを始めたわけですが、Pokémon GO は今はプレイしていません。Pokémon GO は熱狂的なリリースであったので多くの人がその流れに乗ってダウンロードしてプレイしていたかと思います。ただ、それが続かなかった。それはなぜか。恐らくそれは「ポケモン」自体のファンではなかったからです。私の場合も Pokémon GO をプレイし始めた頃は、アニメを見ていなかったのでキャラクターに対する愛着が低く、レアキャラが出てもさほど興奮することもなく最終的にはプレイをすることが億劫になってしまいました。妖怪ウォッチワールドも同じ運命をたどる可能性が高かったのですが、とある人から「アニメを見たほうが良い」というアドバイスを受けてアニメを見始めました。最初はどうせ子ども向けのアニメなので1, 2本見たら飽きてしまうだろうと思っていたら、これ実はアラフォー向けに制作されたアニメではないのか?と思うほど、昭和な懐かしいスパイスの詰まったアニメなんです。

今となっては妖怪ウォッチ本編のアニメにはまったおかげで、数多くの妖怪とバトルして友達になったり、妖怪ウォッチをレベルアップしたり、レアキャラに萌えたりしています。今も Pokémon GO を楽しんでプレイしている人は恐らく本来のポケモンファンの人なんだろうなぁとつくづく感じました。ちなみに、この妖怪ウォッチワールド、今は国内限定とされていますが、実際は海外でもプレイが可能です。厳密には日本でプレイしていれば、海外でも頑張れば継続してプレイが可能ということなのですが、オーストラリアに一週間滞在している間も日本のユーザーにヒョーイ(憑依)し続けてプレイできました。海外でもプレイができるということは、今後海外での展開も期待できそうです。

Pokémon GO や Ingress とは一味違った妖怪ウォッチワールド、機会があったらぜひ試してみてください。

Google Maps APIs Gaming

▼関連記事
妖怪ウォッチワールド – 公式
Real-World Games – Google 公式
Pokémon GO – 公式
Ingress – 公式

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Kentaro Yamada
取締役 販売促進部 部長| こんな仕事をしてみたい、こんな経験をしてみたいと心の底から念じることで現実になることが多いです。好きな言葉は上杉鷹山の「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」と武田信玄の「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」 お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ。

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